“こういう育てられ方をしたから、私はこんな性格になってしまったんだ。”
“こういう家庭環境だったから、人生何もかもうまくいかないんだ。”
“そもそもスタート地点が違うんだからしょうがない。自分はこの運命のレールで生きていくしかないんだ。”
…きっと、事実だということもあるかもしれません。
過去に、そう思ってしまうにふさわしい出来事があったかもしれません。
決して、そんなふうに思うということが悪いわけではありませんし、 むしろそう思っていなければ心の均衡が保てなくてつらい、ということもあると思います。
でも、幸せになりたいあなたに知っておいてほしいこと。
それは結果として、「人や環境のせいにして自分の人生を諦めている」ことになってしまうということ。
それは、【楽ではあるけれど、幸せではない】生き方ともいえます。
いやいや楽だなんて思わない、かもしれませんね。
ただ、「何かのせい」「誰かのせい」にするというのは、「楽」をしているということなんです。
自分と向き合わなくてもいい、変えられるものは何かと考えなくていい、変えられるものを変えるために行動を頑張らなくていい、からです。
生きていると、辛いことや悲しいことがあります。
でも、それに対して【どんな意味付けをするのか】は、本当は自分で選択することができます。
「憎き忌まわしい、自分を苦しめる過去」とするのか、
それとも
「あの時は苦しかったけど、あれがあったから今の自分がある」とするのか。
どんな出来事も経験も、無駄なことなんて何ひとつなくて、全てが今の自分を形作っている大切なもの。
「あの人のせい」「このことのせい」
そんなふうに考えることは、 自分がうまくいっていないことに対する“後付けの言い訳”なのだと気づいた時から人は、変化のスタートを切ることができます。
過去は変えられませんが、
過去に対する意味づけは、変えられます。
【意味づけ】の仕方を学び、発想を広げ、
過去に起こったどんなことも
自分にとってプラスで幸せになるようにとらえ直すこともできるのが、PLCAのコーチング。
過去にフォーカスを当てて原因を探すのではなく、
過去は過去として、その上で今現在、そしてこれから先を考えていくのが、未来志向のコーチングです。
これからの未来へと向けて、自分の過去についてあらためて考えてみることは、きっと大切な時間になります。
#幸せTips