「甘やかす」ことと「自分を大切にする」ことの違い

「自分を大切にしましょう」とは、ここ数年よく耳にする言葉かもしれません。

自分を大切にすることが、自信や自尊心を育むために大事なことだと、
知っている方は決して少なくないですよね。

 ”自分を大切にする行動” と聞いて、どんなことが思い浮かびますか。

「ご褒美ジュエリーを買うこと?」
「贅沢スイーツ、高級ディナーを味わうこと?」
「好きなだけ、だらだらと時間を過ごすこと?」

こうしたことは、自分の心が喜ぶことや、自分が快適に感じることをしようといった意味では「自分を大切」にしているかもしれませんが、永続的なものかといえばどうでしょうか…。

自分を大切にしているようでいて、
実は問題から目を背けるためにしている行動であることも。

ストレス発散、一時の快楽、流されているだけ、という意味では
「自分を甘やかす」ことに似ているかもしれません。

…もちろん、その行動でしか味わえない幸せも沢山あると思います。

ただ、本当の意味で「自分を大切にする」こととは、

【自分にとって身になることをすること】
【自分で自分の気持ちに一番寄り添い、どんな感情も丁寧に扱うこと】

のはずです。

もし叶えたい理想があるのなら、だらだら過ごすことよりも、
それに向かった行動を取ることが自分を大切にするということだし、

もしその行動がなかなか難しいのなら、
どうしたら行動できるか?を考えてしくみを工夫してあげることが、
「自分の身になること」ですね。

ストレス発散もいいけれど、そもそも発散しなくてもいいように、
何がストレスなのか、自分の深層心理を探って拾い上げ、
原因をひとつずつ取り除いていくことも「自分の身になること」です。

自分を大切にすることは、
自分の悩みから抜け出す手立てになるばかりでなく、
他の人を大切にできることにも繋がります。


自分を大切にできる人が、本当の意味で
周囲の人のことも大切にできる人です。




#幸せTips

「行動したい」はずなのに取り組めないとき、本心が願っていること


「こんなことがしたいけど、できない…」
「本当はこうしたいと思っているのに、行動できていない…」

こんなふうに葛藤してしまうことは、多くの方が経験のあることだと思います。


取り組みたいことで頭はいっぱいなのに、
実際は他にやらなければならないことも沢山あって
やりたいことに取り掛かれなかったり…。

周りの人が気になって、勇気を出せずに行動に踏み出せなかったり…。


このことの本質は、実は、
「やりたいけどできない」というより、

“「やらない」と自分で決めているだけ”
“「できない」と思い込んでいるだけ”


です。


“できていない” という状況に合わせて、
“できない言い訳を探しているだけ” かもしれません。


人は、目的が曖昧だったり、目標が漠然としているほど、
行動が伴わないものです。

何のために?やりたいか。
やりたいと思っていることは、自分にとってどんなふうに大事か。

やりたいことをやれている自分はどんな毎日を過ごしていると思うか。
逆に、このままやらなかったとしたらどうなっていると思うか。

やりたいと思いながらも、今それをやらないことで
得ているメリットは何かあるか。
 

視点は沢山あります。


実は、「行動したい」と頭では思いながらも
「行動したくない」と願っている気持ちのほうが大きいから、
行動することを選択していないというのが事実かもしれません。


「こんなことがしたいけど、できない…」
「本当はこうしたいと思っているのに、行動できていない…」

こんなふうに葛藤してしまうことは、多くの方が経験のあることだと思います。


やりたいことで頭はいっぱいなのに、
実際は他にやらなければならないことも沢山あって
やりたいことに取り掛かれなかったり…。

周りの人が気になって、勇気を出せずに行動に踏み出せなかったり…。


このことの本質は、実は、
「やりたいけどできない」というより、

“「やらない」と自分で決めているだけ”
“「できない」と思い込んでいるだけ”


です。


“できていない” という状況に合わせて、
“できない言い訳を探しているだけ” かもしれません。


人は、目的が曖昧だったり、目標が漠然としているほど、
行動が伴わないものです。

何のために?やりたいか。
やりたいと思っていることは、自分にとってどんなふうに大事か。

やりたいことをやれている自分はどんな毎日を過ごしていると思うか。
逆に、このままやらなかったとしたらどうなっていると思うか。

やりたいと思いながらも、今それをやらないことで
得ているメリットは何かあるか。
 

視点は沢山あります。


実は、「行動したい」と頭では思いながらも
「行動したくない」と願っている気持ちのほうが大きいから、
行動することを選択していないというのが事実かもしれません。

実際、行動することで出てくる「不快感」「罪悪感」「恐れ・不安」といったものは、
はっきりと認識していなくても、無意識下では自分自身が一番わかっていたりするのです。


行動しないでいることで、得られているものはたくさんあります。

時間、体力、思考や決断力を節約できているかもしれません。

周りに迷惑をかけないこと、波風を立てないこと、自分の実力と向き合わずにすむこと・・・そういったことを失わないために、行動していないのかもしれません。

 

「やりたいけど、できない」の「できない」に焦点を当てて
「どう行動するべきか」ばかりを今の思考の枠組みで考え続けようとするよりも、

そもそも、「やりたいけど、」の「やりたい(WANT)」を深堀りして明確にすることが
必要である場合は多いです。


「やりたいことをやる」ためのファーストステップとして、
まずはご自身の奥底にある本当の望みに気づいてあげてほしいと思います。

承認欲求との付き合い方


「承認欲求」・・・誰かに認められたい、自分を価値ある存在として認めたい。

こうした気持ちを、自分の外側に求める人は多いかもしれません。

自覚的でいなくても、自分が感じる何らかの感情を掘り下げると、
実は認められたいという願望があることにたどり着くこともあります。


職場で、家庭で。
誰かの役に立ってる実感が欲しい、
頑張ってるねと認められたい・・・

認めてもらうことはもちろん誰にとっても嬉しいことです。
また、それがモチベーションになるといった良い側面もありますね。

ただ、そうした「誰かからもらう承認」とは別に、
承認を自分で行う「自己承認」というものがあります。

たとえば、誰かに「頑張っているかどうか」を判断してもらうのではなく、
自分で、「私、頑張っていること沢山ある!!」と認めることが自己承認です。

自分でそんなふうに思えない…
という方はとても多くいらっしゃいます。

でも、たとえば「頑張っていること」の内容は、
自分で思う分には何だっていいのです。

業務を滞りなく遂行させた、
普段できないところの掃除をした、
バランスを考えた食事を作った、
子どもと笑顔で遊ぶことができた・・・

見ていないだけ、意識していないだけで、
毎日できていることが沢山あるはずです。

自分の承認欲求を外側から満たしてもらうことで、
嬉しくて、それが生きがいになる場合もありますが、
それは承認してもらえるかどうかを相手に委ねているともいえます。

自分で自分のしたことやできたことを認め、ねぎらってあげることは、
他人や出来事に揺さぶられることのない、本質的な承認欲求の充足に繋がります。

自信がもてない、
自分を好きになれない、
という方も…まずはここから。

見落としている自分について、
しっかりと拾い上げて認識してあげることが
すべてのスタートになりますよ。



#幸せTips

変わりたいと願っても変われない理由


「これでいいんだ」「こう思うようにするんだ」と
頭で言い聞かせようとしたこと、ありませんか?

自分の気持ちや考えに蓋をして、「思うべき」だと思うことを
頭で「思い込ませる」、自分で自分に「言い聞かす」・・・

現実の自分が心底そう思えていないのに、
まるで上から重しで押さえつけているような感覚ですね。

心では変化したいと願っていても、実はこんなふうに葛藤しているときは、
変わることは難しいんです。

本当の気持ちを無視しても、その自分の心の声は
いつまでも自分に認めてもらえるまで主張

いっときは頭の中で言い負かしたと思っても、
やがてまた出てきて変化を元に戻してしまうことも。



言い聞かせるのではなくて、内側から「気づけた」とき。

そのときが、本当の意味で変わることができる瞬間です。

自分自身が心底納得して、こう「思いたい」と本音が一致したとき。
自分はこちらを選ぼう、と自然と思えるとき。


気づくきっかけは人によって様々ですが、共通するのは
「現状を正しく認識し、受け入れる」ということです。

自分の主観や色眼鏡で見ずに、
・置かれている現状
・それに対してこれまでの見方とは違う見方があること
・見ないようにしていたけれど確かにそこにあった事実
などを正しく認め、受け入れること。

こうしたことの積み重ねが「気づき」をもたらしてくれます。

そんな気づきのあとに、新たな価値観や考えを自らの意志で選び取れたら、
そこにはもう「頭で言い聞かす」というステージにはいない自分がきっといるはずです。



何より、頭で言い聞かそうと頑張っている間は、つらいですから。
苦しいですから。

本音と意思を一致させることが、楽に変われる秘訣です。



#幸せTips

近い相手だからこそ、イラっとする発言

たとえばパートナーから、イラっとする一言や、
不意に傷つくようなことを言われてしまったとき、
あなたならいつもどんなふうに反応しますか?


反発したい思いから、強い口調で言い返して、険悪な雰囲気になってしまう。

怒りにまかせて言葉の応酬をしてしまい結局大げんか、数日間口を利かなくなる。

自分も相手を傷つける発言をして、関係が悪くなってしまう。

あるいはショックで何も言えなくて、その日から相手の顔色を窺うようになってしまう。

あとから自分の心の中でふつふつとイライラや悲しみがこみ上げてくる。

相手の言葉に落ち込んで、気分がふさいでしまう。

もし、そんなふうになってしまうことがあるのなら、
試してほしいことがあります。


それは、相手の発言を ”言葉通りに受け取らない” ということです。

言葉をただ文字通りに受け取るのではなく、
その発言の背景にあったものは何か?
相手の中で起こっていた思考の経緯はどんなものだっただろうか?
と少し思いを馳せてみることです。


そもそも、言葉を受け取るときには
人は誰しも必ず「自分の解釈」をそこに入り込ませています。

相手の発言「によって」傷ついたのではなく、
発言に対して自分が(無意識に)採用した【解釈】によって
傷ついたのです。

そのことに気がつけば、
相手に自分の感情を思うままぶつけようとか、ぶつけたいとは
自然に思わなくなります。
(これは不思議なようで、本当に自然に起こることです)


また、悲しい気持ちも消化しやすくなるので、
ずるずると引きずってくすぶることも、
自分の気持ちを押し殺して我慢する必要もなくなります。


相手の言動を「どのように受け取るのか?」は
いつでも自分自身が選べることです。

それは、 ”相手のために” やってあげることではなくて、

自分が自分の幸せのために、勝手にやることです。


そして自分が幸せなら、相手とも幸せな関係がつくれるのです。

まずは、自分の内側がスタート。

幸せに仲良く暮らしたい。良好なパートナーシップを築きたい。
その素敵なお気持ちは、きっと実現できることです。

相手の言動のとらえ方を変えたり、
コーチング的なコミュニケーションを取り入れてみたり、
自分の心と向き合い自分自身の思考を変えてみる。

少しでも何かできる行動を起こすことで、現実は変わります。

何より、ご自身の本音の“望み”を、大切にされてくださいね。


#幸せTips

忘れられない失恋から立ち直れないとき

「考えたくないのに考えてしまう」

「忘れたくても忘れられない」



・・・辛い失恋をしたとき、誰もが一度はこんなふうに思ったことがあるかもしれません。

身が、心が、引き裂かれたような気持ちになって、とても苦しいですよね。



こんな時、遠回りにみえて一番近道なのは、

“「考えたくない」のではなくて、「考えたい」のだ”

ということに気がつくことです。



考えたいから、まだ気持ちがあるから、相手のことを思い出すのです。


人は、本当に意識が向いていないことに対しては、脳裏をよぎったりしないものです。


そのことに気づけたら、とことんお相手への感情を味わい尽くしてみてください。


その恋愛を大切に振り返って、感情を味わいながら考えてみて、

どんな思考がわき出てくるでしょうか。


「はぁ…やっぱり素敵な人だった…」と思うなら、

そんなお相手を好きになれた自分を尊く誇りに思えばいいのです。
 

「まだ忘れたくない、先に進みたくない」と思うなら、

その気持ちを味わいながらゆっくり自分自身と向き合うことが

今のあなたに必要なことです。

もしも「よく考えてみると、美化しているだけかもしれない」と少しでも感じたなら、

無理に頑張らなくてもそのうち自然に、想いは消失するのかもしれません。


いずれにしても、わいてくる気持ちは

あなただからこそ、あなたが経験したその恋愛だからこそ、

わいてくるものです。


苦しみから逃れたいあまりに、早く消してしまおうとしたり、

見て見ぬふりをして押し殺すことはしないでください。


感情を頭でどうにかしようとすることは、

多くの場合、逆効果であったり遠回りになったりするのです。


しっかり自分の気持ちと向き合ったほうが、結果的に物事は早く良い方向に進みます。
 


それでも「やっぱりどうしてもつらい…」そんなときは、

次のような視点を取り入れてみてください。


ご自分に対して質問をしてみてほしいのです。


過去の恋愛や他の経験を思い出してみて、

「それらすべて、その当時の感情を今も感じているだろうか?」と。


失恋直後や叶わない恋愛をしている間は、確かに辛く苦しいことが多いものです。

けれど、変わらない気持ちというものはありません。


過去につらい失恋を経験したことのある方なら、その後時間が経って

「まだ少し好きな気持ちはあるけど、そこまで苦しくはない」

「いつの間にか、浄化されている気がする」

と感じられるようになったことがほとんどだと思います。


人によってそれは、新しい恋愛によってかもしれませんし、

生活が変わったことによってかもしれませんし、

趣味や仕事に没頭することによってかもしれません。

たとえ好きな気持ちは消えなくても、いい思い出として捉えられるようになったり、

前向きに毎日を楽しめるようになった、というときは必ず来ます。


むしろ、つらい思いをした、その経験まるごとに感謝したくなるときや

自分にとってプラスの力に変えられるとき、というのも

自分が望めば迎えられるのです。


人の感情も、思考も、ずっと永遠に変わらないものはなくて、

少しずつでも形を変えていくものです。


変わっていくからこそ、絶望もあれば希望もあります。





辛い気持ち、どうしようもない感情を、どうにかしたいと思った時には、

まずは自分の心底の気持ちをしっかり味わうこと。



そして、 「未来から見た時の自分」という視点で現在を少し俯瞰してみることも、

役に立つ一つの方法です。




この記事が、少しでも何かのお力になれば嬉しく思います。

#幸せTips

不幸な人生を幸せな人生に変えるためのはじめの一歩


“こういう育てられ方をしたから、私はこんな性格になってしまったんだ。”

“こういう家庭環境だったから、人生何もかもうまくいかないんだ。”

“そもそもスタート地点が違うんだからしょうがない。自分はこの運命のレールで生きていくしかないんだ。”

…きっと、事実だということもあるかもしれません。
過去に、そう思ってしまうにふさわしい出来事があったかもしれません。
決して、そんなふうに思うということが悪いわけではありませんし、 むしろそう思っていなければ心の均衡が保てなくてつらい、ということもあると思います。

でも、幸せになりたいあなたに知っておいてほしいこと。

それは結果として、「人や環境のせいにして自分の人生を諦めている」ことになってしまうということ。

それは、【楽ではあるけれど、幸せではない】生き方ともいえます。

いやいや楽だなんて思わない、かもしれませんね。
ただ、「何かのせい」「誰かのせい」にするというのは、「楽」をしているということなんです。
自分と向き合わなくてもいい、変えられるものは何かと考えなくていい、変えられるものを変えるために行動を頑張らなくていい、からです。

生きていると、辛いことや悲しいことがあります。
でも、それに対して【どんな意味付けをするのか】は、本当は自分で選択することができます。

「憎き忌まわしい、自分を苦しめる過去」とするのか、
それとも
「あの時は苦しかったけど、あれがあったから今の自分がある」とするのか。

どんな出来事も経験も、無駄なことなんて何ひとつなくて、全てが今の自分を形作っている大切なもの。

「あの人のせい」「このことのせい」
そんなふうに考えることは、 自分がうまくいっていないことに対する“後付けの言い訳”なのだと気づいた時から人は、変化のスタートを切ることができます。

過去は変えられませんが、
過去に対する意味づけは、変えられます。

【意味づけ】の仕方を学び、発想を広げ、
過去に起こったどんなことも
自分にとってプラスで幸せになるようにとらえ直すこともできるのが、PLCAのコーチング。

過去にフォーカスを当てて原因を探すのではなく、
過去は過去として、その上で今現在、そしてこれから先を考えていくのが、未来志向のコーチングです。

これからの未来へと向けて、自分の過去についてあらためて考えてみることは、きっと大切な時間になります。



#幸せTips

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